こんにちは。突然ですが、自分自身の性格についてどう考えていますか?
私は自分の性格が悪いです。堂々と言うことでもないのですが、生まれつきという表現が正しく、物心ついた頃から敵を作ってばかりで、人間関係に困難が付き纏ってきました。
一方で姉は友達もいて仲良くやれていたので環境だけでなく元の遺伝的な要素も関係していたようです。
今回は、そんな生まれつき性格悪い人間が大人になってどうなったかを振り返ってみます。
性格の悪さ
具体的にどこが性格が悪いのかまとめてみました。
・嘘をつく
・他人の秘密をバラす
・自分の軸がない(空っぽ)
・話が絶望的につまらない
人見知りがあったので、最初はおとなしいですが、慣れてくると手に負えないほど調子に乗って関係を崩壊させてきました。
また、悪口を積極的に言ったりいじめたりするようなタイプではなかったのですが、悪口を言うリーダー格の子に感化されて流されていたタイプで、自分の軸がない分余計たちが悪いです。
謎の正義感
性格悪い人にも色々ありますが、共通しているものに、正義感を持っていると言うことが挙げられると思います。
一見矛盾してそうですが、彼らには彼らなりの正義感があってやっていることって結構多かったりします。
自分のケースですと例えば、幼稚園の時に机の上に置いていた色鉛筆ケースを落とされてしまい、相手は謝ってケースに入れ直したのですが、私は「色をグラデーションに揃えてよ」と言い、周りの人に(相手も幼稚園児でしたが)「そこまでしなくてもいいじゃん」と嗜められ、落とされた側なのにどうして自分が責められるの?と不信感を抱いて負のループにハマるというのを繰り返していました。
また、ルールを破ったクラスメイトに対して過剰に反応したりしていました。
たとえば、一人一枚までと言われてた折り紙を一人で10枚くらい取っていた人がいました。その人に向かって「いけないんだ。」というクラスメイトは何人かいましたが、私は度を超えて「元に戻せ。ルールを破るなんてありえない」と強い口調で攻め立てて泣かせてしまったことがありました。
家と外での態度が違う
家にいる時は強い口調でよく喋りますが、習い事など大人のいる環境では内弁慶に。
聞かれたこと以外はしゃべらず黙々とこなしていました。
なので、習い事の先生からはおとなしくて真面目と思われていましたが、家では騒いだり強気な態度に出たりと全く態度が違っていました。
つまらない人間
そんな人間が大人になってどうなったかというと、話のネタが少なく、つまらない人間になっています。
流行りにもついていけず、雑談も下手くそなので、腹を割って話せる人は誰もいない状況です。
思春期を迎える頃には、もう周りも誰も寄り付かず、学校では休み時間一人でしたしとにかく人が寄って来ず、クラスから自分がいなくなっても誰も困らない状況になりました。
社会人になっても優秀なわけでもなく相談できる間柄でもないため、同期4人で帰宅する際に道幅の関係で2:2になるはずが私と二人になりたくない子が前の2人に加わったので私もその隣についたら怪訝な顔をされるなんてこともありました。
怒りが根底にあった
色々振り返ってみましたが、やはり心の根底に「怒り」があることが大きいと感じています。
といっても、「許せない」「それは違う」みたいなはっきりとした感情ではなく、自分でも気づいていないけどこの虚しさや悲しさの根底には実は怒りがあったという感覚です。
こんなこと言うのもよくないかもしれませんが、「性格よく生まれてればこんな生きづらい人生にならなかったのかな」と考えてしまうこともあります。
クラスに1人くらいの割合でいる、クラス中の誰とでもうまく付き合えるタイプの、例えば大谷翔平選手の奥様である田中真美子さんのような方がとても羨ましいです。(お金に余裕があるからではなく純粋に性格が羨ましい)
ただ、こればかりはどうにもならないし過去に起きたことも変えられません。
色々な自己啓発本を読んで「他人に期待しないこと」「怒りを手放すこと」が大切だと感じました。
過去にどうしても許せないことを全て綺麗さっぱり忘れられることはないですが、執着したりせずに日々淡々と生きることを目標にしています。
そして、言霊という単語にある通り、その人をその人らしくしているのは言葉だと思っているので、言葉遣いに気を遣って少しずつ昨日の自分より今日の自分と変えていきたいと考えています。
 
 
 
 
