【人間関係】周りが全員敵に見えるのはかなり危険!~職場や家族や友達、深く関わるとみんな嫌いになってしまう人の特徴と対処法~

  全ての悩みの根源とも言われる人間関係。

 家族や恋人、友人と信頼を築けばそれは素晴らしいものになりますが、一方でなかなかうまく関係を築けず、いつも疲弊してしまう人もいるのではないでしょうか。「他の人は普通に過ごせているのに自分はいつもうまくいかない」と思いつつ、今日も重い足を引きずり学校や職場へ向かう。。

 今回は周りの人が全員敵に見えてしまう、深く長い関係が築けない人の特徴と心構えを紹介していきたいと思います。

なぜ自分だけいつもうまくいかないのか

 自分の周りはなぜか嫌味ばかり言ってくる人多い。そして、なぜかあんなに嫌な態度をとってくるのにその人の周りには人が集まってきて自分は孤立。たまたまかと思えば学校が変わっても職場が変わってもいつもそうなりがちで「やはり周りは敵だらけ」と感じてしまいます。
 他人は許されて自分は許されないと感じる人の特徴と対処法についてはこちらの記事でも紹介しています。

 これはあなたが悪いのではありません。相手が不愉快な態度をとっていて、自分が嫌な思いをしているのは紛れもない事実です。だが、なぜ相手は不愉快な態度をとってくるのでしょうか。明らかに相手の人間性に問題ある場合は別ですが、どのコミュニティでもそうなりがちということであれば一度冷静に考えてみる必要があります。

嫌がらせのターゲットにされがちな人の特徴

 ではどんな人が嫌がらせされやすいのでしょうか。

それはズバリ「おどおどしていて隙がある人」です!
 話しかけられた時に言葉に詰まってしまったり、いつもうつむき加減で歩いていたり・・・人はそういった「隙」を見逃しません。本能的に「この人は適当な態度をとって良い」と感じ取り見下してくるのです。

 もうこれは、「私をいじめてください!」とアピールしているようなもの。周りは意識的にでも無意識的にでも見下すし、いじめて日頃の鬱憤を晴らすサンドバッグにしてしまいます。

 これは人間の本能からくるものでなかなか手強いです。猿やにわとりにもマウントがあるようにやはり人間も動物なので本能的に序列をつけるようにできています。

 動物界では序列があることで無用な争いが避けられて穏便になるのですが、人間のような高度に発達した文明に住む動物は本能と異なる理性で統治しているので、動物としての人間と文明に生きる者としての人間の2面性で苦しむ人を産んでしまう構造なのです。

 学校でいじめはいけません。と言われますが、弱いものをいじめるのも人を上か下かでみるのも人間の本能です。

過去にトラウマがある(いじめ・虐待・裏切り)

 幼少期に虐待を受けた、もしくは虐待まではいかないけど機能不全家族で育ち、常に心に不安を抱えて育ったなど、心に傷を負ったまま大人になると、過剰な防衛反応が働いてしまいます。
 いわば、一人戦闘モードになっているのです。相手の何気ない一言を「攻撃された」と受け取ってしまったり、過去に裏切られた経験から、「この人も自分を裏切るんだろう」と防衛線を張って自分から遠ざけてしまいます。

 また、思春期になって人間関係がうまくいかなくなったというパターンもあります。
 よく、小学生の時は明るかったのに、中学生になって暗くて地味なグループに属するようになることありますよね。

 思春期は心も体も大きな変化を迎え、精神的に不安定になる時期です。それゆえに、そこでの未熟で不安定な人間関係の構築に大きなトラウマを抱えるとその後の人生にも大きな影響を及ぼします。

今の自分を考える

 過去にどんな酷いいじめや裏切りがあっても、戻って変えることはできない、そんなことはわかっているのに頭で繰り返し考えてしまう。そして余計忘れられなくなって苦しむ。。という負のスパイラルに陥ってしまうことありませんか?

 頭でわかっているのに制御できないところが辛いところですよね。。時間が忘れると言われていても、忘れられないことは忘れられないです。無理です。

 ではどうすればよいか、

 それは“今”だけに集中する方法を身につけることです。
 例えば呼吸をしている自分に意識を傾けてみたり、歩いてる自分、空を見ている自分、何気ない”今”という瞬間に意識を傾ける癖をつけてみてください。
 

 すぐには変わりませんが、フラッシュバックする回数が減り、薄まって日常に溶け込むところまで想像できればもう過去と現在の切り分けがうまくできているはずです。

その敵は本当の敵?自分で作っている仮想の敵かもしれない

 想像してみてください。スーツを着た多くのサラリーマンがさっそうと歩く中、一人フル装備で剣を振り回して暴れまわるところを。

さて、自分が敵だと思っている人を一度観察してみましょう。(ジロジロ見るのは注意です⚡)
自分は、「この人とはうまくやっていけない」「こんな人と仲良くなれそうもない」そう思うような人 でも、なぜか仲良くおしゃべりしている人がいたりします。そうです、その人がみんなにとっての敵というわけではないのです。

 人間の脳は辻褄が合わないことを嫌います。嫌な相手にも良いところがあったとしても、脳が認めたがりません。ただし、認めたがらない事実を理解したうえで、考えると、視野が広くなり、広い心を持つ一歩を歩みだすことができます。
 いや、でもあの人はいつも自分には冷たい、自分の悪口を言ってくる。そう否定したくなることもあると思います。ただその態度も自分のよそよそしさが招いてしまっている可能性があります。相手も心を閉ざした人と仲良くなりたいとは思わないです。

今まで、いじめられたり、人に傷つけられたりした人たちは、気づかないうちに武装してしまうことがあります。ただ、ここは現代の日本です。身も心も武器を持たずに生きていけるのです。もう頑張らなくてよいのです。傷つくことを恐れず、武器を捨てる勇気をもってみてください。辛いかもしれませんが、それが自分を変えることのできる第一歩です。

喧嘩をしたことがない・反抗期が無い(深い関係を築けない)

反抗期が無く、喧嘩をしたことが無いというと、一見穏やかそうに見えますが、実はこれも危険です。普通の人は学生時代に人との衝突を経験し、自我を確立して、他人との距離感を学習し、適切な人間関係を築いていきますが、人間関係が希薄であると、この過程を経験することなく、大人になってしまい、人と付き合う方法がわからず、距離感がつかめず、親しい人ができない現象に陥ってしまいます。

そして少しでも嫌なところがあるとその人すべてが嫌いになってしまい、結局人間関係が長続きしません。さっきまで当たり前のように笑顔で話していた人の連絡先を何のためらい無く消去するのもこのタイプです。

断ち切る前に~一瞬立ち止まって振り返ってみよう~

 喧嘩をするのが良いわけではありませんが、何も言わずに人間関係を断ち切ってしまうのは自分の弱さに向き合えていないのかもしれません。断ち切ることを選ぶのはそれが「楽だから」です。喧嘩をしたり歩み寄ったりするのは膨大なエネルギーを要します。それらを必要とせずにひっそり存在を消すことを選ぶ人はスマホの普及も相まって増加しています。

 ただ、生きるうえで摩擦が何もないことはあり得ません。全く同じ性格の人は一人もいません。一人一人が唯一無二の存在です。出会えたことも一期一会。

 断ち切ってしまいそうになったら一度踏みとどまって、その人の嫌なところを紙に書き出して客観的に整理したり、自分はこの先どうしていきたいのか紙に書いてみましょう。そうすることで新たな発見につながり、思わぬ未来が待ち受けているかもしれません。

 そのステップを踏んでから、今後どうしていくかを決めるとこれまでとは違った自分の行動パターンを形成することができます。

嫌な面が見えてからが本番~楽な方に逃げない強さを~

 嫌な面が見えると離れたくなりますが、嫌な面が見えてからが本番だと思ってください。
そこで、問題と向き合う勇気をもって、相手の話を聞き、自分の気持ちも伝えるアサーティブコミュニケーションを心掛けましょう。

傷つくことを恐れず一歩踏み出して、「一度話し合おう」と声をかけてみてください。

 仲良くなるまでは行かなくても自分と相手の境界線を引いて、自分だけの心の領域を持って、快適に過ごしていきたいですね。

終わりに

いかがでしたでしょうか。

周りが全員敵に見えてしまう人は、捉え方を変える、紙に書くことで客観的に自分を見つめてみるとよいかもしれません。

人間だれしも人に言えない過去を持っています。自分は変わっていて人とは違うんだとバリアを張ってしまいそうなときは、皆それぞれ悩みを持っている同じ人間なんだと考え、歩み寄ってみてください。

その小さな勇気が未来を大きく変えるきっかけになるかもしれません。

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