共働き前提彼氏と別れたアラサーの話

共働き前提の彼氏と別れた、アラサーの話

――「対等」って、こんなに薄っぺらい言葉だったっけ

最近、「共働き」という言葉を本当によく耳にします。
総務省の統計でも、今や7割以上が共働き世帯
もはや特別な選択ではなく、スタンダードになりつつある生き方です。

「これからは共働きが当たり前」
「男女平等なんだから、家計は折半でしょ」

私もそう思っていました。
むしろ、そう思いたかった側です。

でも、共働き前提の彼氏と別れて、その言葉が一気に色あせました。


相手は4つ上、30代。「対等」をやたら口にする人だった

元彼は私より4つ年上。
年齢的にも社会的にも、「大人」と言われる立場の人です。

口癖はいつも同じでした。

「今どきは共働きが普通だよね」
「どっちかが負担しすぎるのは不公平だと思う」

その考え自体は理解できましたし、私も否定はしていませんでした。
ただ、付き合いが長くなるにつれて、言葉と行動のズレが見えてきました。


折半主義なのに、会計では見栄を張る

基本は何でも折半。
食事代、デート代、旅行代。

ただし、会計の場では必ず彼が支払います。
理由は「男として見栄があるから」。

そして帰り道で必ず言われる一言。

「あとで半分ちょうだいね」

正直、これが一番しんどかった。

最初から割り勘なら何も思わない。
でも、見栄のために立て替えて、そのツケを私が払う構図に、違和感が積み重なっていきました。


「高いからやめよう」が増えていく

付き合い始めは、普通に外食もしていました。
でも次第に、

「この店高くない?」
「それって別に今じゃなくてよくない?」

という言葉が増えていきました。

一方で、彼自身の趣味やガジェットには躊躇なくお金を使う。
自分の出費には甘く、二人の出費には厳しい。

「共働きだから無駄遣いはできない」という理屈でしたが、
それは節約ではなく、優先順位の問題でした。


ホテル代すら惜しむようになった

泊まりの予定があるときも、

「ホテル高いし、漫画喫茶でいいよね?」

と言われることが増えました。
ホテル代も当然のように折半。

それ自体はいい。
でも、快適さを削る判断はいつも私側だった。


夏なのにシャワーを浴びない、しかも嘘

決定的だったのは、真夏の出来事です。

汗だくで漫画喫茶に入り、
彼は「シャワー行ってくる」と言って席を立ちました。

戻ってきても、明らかに様子がおかしい。
服も髪も乾いたまま。

後で分かったのは、
シャワー代をケチって浴びていなかったということ。

しかも、「浴びた」と嘘までついていました。

その瞬間、頭の中で何かがプツンと切れました。

お金の話じゃない。
嘘をついてまで節約する姿勢と、
それを正当化する感覚に、どうしてもついていけなかった。


「共働き」は免罪符じゃない

彼はいつも言っていました。

「共働きなんだから平等でしょ」

でも、平等って何でしょう。

収入の割合も考えず、
年齢差も考えず、
見栄やプライドのコストだけを相手に押し付けること?

それは平等じゃない。
ただの責任回避でした。


別れて、ようやく楽になった

別れたあと、不思議と後悔はありませんでした。
むしろ、肩の力が抜けた感じがしました。

「私がわがままなのかな」
「共働きって、こういうものなのかな」

そう自分を納得させようとしていた時間が、
実は一番しんどかったのだと気づきました。


共働きの前に、大事なこと

共働きは、これからも増えるでしょう。
でも、その前に確認したい。

  • お金の話を、正直にできるか
  • 自分のプライドを相手に背負わせていないか
  • 「平等」という言葉で、思いやりを省いていないか

共働きかどうかより、
一緒に誠実でいられるかどうか。

アラサーになって、やっと分かりました。

同じ違和感を抱えている人がいたら、
「それ、おかしいと思っていいんだよ」と伝えたいです。